特許第6312115号
ケーブル、機器、及び、電力供給方法
本特許は、日本だけでなく、世界共通特許のPCT出願後、中国と米国で特許になっており、現在欧州特許取得も時間の問題になっております。
過去の投稿で書いている「ハイパー全樹脂電池(通称ブラックホール電池)」が極めて有効な特許取得後の特許請求範囲内の新たな広がりになっております。
以前の投稿でダイヤモンド電池のような原子力電池が、充電せずに自己発電するという特性をご紹介しました。
放射性廃棄物でつくる人工ダイヤモンドが、「数千年もつ電池」になる:革新的な技術への高まる期待と現実
原子力電池は原子力エネルギーで自己発電しますが、ハイパー全樹脂電池(通称ブラックホール電池)は、常温の超イオン電導で熱エネルギーを利用して熱発電するだけの違いだけですので、エネルギー保存の法則は明確に満たす事実がございます。
不思議でも何でもない当たり前のことでございます。
東芝のSCiBのような通常の酸化チタンの光触媒では、真っ暗な電池環境では効果を発しないと考えて、普通の人の発想だと何とか光を有効利用して可視光応答性の光触媒の作用で発電しようと試みると思います。
太陽電池という既存の製品が先ず最初に浮かぶからです。
しかし多少の光を当てるようにすれば光触媒が多少活性化しますが、発電するまでは遥かに及びません。
光を当てると厄介なことにさらに発熱して電池の劣化は進みますよね。
夜は暗いので効果はなくなります。
電池に電灯の光を当てるという案も普通の人は考えます。
でも電灯の電気が消費されるので、例え発電してもエネルギー保存則で相殺されますので意味がなくなります。
私は深く考えました。
太陽光の大半は可視光と赤外線に二分されているので、赤外線だけに集中的に極限に応答する光触媒なら、24時間無尽蔵に自己発電出来るのではと考えたのです。
しかも熱を強力に吸収して冷却するので、劣化ゼロ、発火ゼロが同時に実現可能で一石二鳥であることです。
従来とは全くの逆転の発想でございますので、当然結果も逆転したのです。
しかし、色々実験してそれだけでは足りないことが分かりました。
やはり、光触媒を増強する素材が、極めて大切だと分かりました。
その代表が、水の吸収力です。色々実験して吸湿素材の吸湿性能というものに比例して触媒活性が高まることが分かりました。
特許の場合、吸湿素材の本来の機能と全く関係ない光触媒の活性の新しい効果を発見しているので、特許の新規性が認められる結果になっています。
シリカゲルのような一般的な吸湿性能ではなく、ポリアクリル酸ナトリウムのような超吸湿樹脂/繊維が触媒活性を高めることが最終的に分かりました。
でもそれだけではまだ足りないことが分かりました。
超光速領域に達していないからです。
この条件を満たす屈折率1以下の金、銀、銅、アルミニウム、マグネシウム、ロジウムです。
しかし可視光から赤外線にかけて屈折率1以下になるのは金、銀、銅だけでございます。
やはり、超光速領域の金属は絶対に必須となります。
しかし、ただ金、銀、銅だけでも足りません。
超臨界処理をしてナノポーラス化が触媒活性のポイントでした。
更に、赤外線に究極に傾けさせる光触媒を見つけるのに苦労しましたが、ある光触媒ともうひとつの光触媒を組み合わせると劇的に赤外線の触媒活性が高まることが最終的に見つかったことがポイントになります。
ひとつ目は、可視光応答性能の高さでダントツの性能を示す酸化タングステンで、もう一つが硫化銅です。
特許の実施例ですんなりと書きました。
この2つを組み合わせると何故か絶妙な高さの応答ピークが赤外線に出来ることです。
単純な両方の加算ではなく、赤外線に一気に引っ張られるくらいに赤外線に応答特性が集中してしまうことにあります。
この組み合わせ以外では絶対に実現不可能ですね。
当然これも理論的にナノポーラス化の超臨界処理で触媒活性は更に高めることが出来ます。
もう一つ重要な要素があることに気付きました。
全樹脂電池のようにシート状形状でいくらでもロールトゥーロールで長く大量生産出来るということでございます。
これが何を意味するかというと表裏の全ての表面積が電極となることで、電池としての抵抗が無限に小さく出来る優位性でございます。
電池としての抵抗が無限に小さく出来る優位性が触媒活性を更に高めるからです。
このような発想から日米中特許まで達成することになりました。
そして技術が広がり、24時間無尽蔵で自己発電出来るハイパー全樹脂電池へと発展したのです。
太陽電池との効率を比較してみましょう。
通常の太陽電池は一つのセルでの変換効率は10%程度と低いのですが、宇宙用の太陽電池の実例として、光の吸収波長を各々ずらして、3階建てにして3接合タンデム太陽電池の形に積層することで、変換効率を3倍にすることができます。
この結果、変換効率は、量産品レベルで約33%、小面積のトップデータでは37.9%に達しています。
これを聴くと太陽電池って凄い可能性があるんだなぁと思います。
私の発明した「ハイパー全樹脂電池(通称ブラックホール電池)」は、超多層積層構造で常温で超イオン電導を起こし熱発電するので、最終的に多層の分驚異的な発電効率となります。
やはり赤外線応答性光触媒と超多層が効いております。
特許のポイントだけ以下にお伝えさせていただきます。
基本は電気機器の電力効率の改善の目的として、電気機器の通電部全てに適用する「素材」の特許であり、「素材」そのものが肝になります。
充電方式も補助的に請求範囲に入っております。
以下請求範囲の要点でございます。
特許請求項として、素材の権利範囲を目一杯強くするために一般化して、吸湿繊維/樹脂、無機イオン交換体影響繊維/樹脂、超臨界影響繊維/樹脂の複合を請求範囲にしております。
究極とも言える広い請求範囲です。
具体的な実施例には、世界最高性能のポリアクリル酸ナトリウム等の超吸湿繊維/樹脂、ナノ酸化タングステン 、ナノ硫化銅、ナノ化した金/銀/銅/アルミニウム/ロジウムの何れかが具体的な望ましい素材として記述しております。
一般化して、LCR等の電気部品、IC/LSI、基盤のグランドプレーン、ユニット、架の筐体面、ケーブルのグランドへの素材の適用を含みます。
この中に電池の電極も全て含むものになっています。
更に充電用ケーブルと充電方式としての充電サービスも請求範囲内です。
更にこの方法で充電後の被充電電池も電気効率の改善が起こるので、請求範囲にしております。
効果も一般化して「電気効率の改善」であえて一括りにしておりますが、音響機器での音質の向上が誰でも歴然と判別出来るためこの効果も補助的に入れております。
以上、特許の請求範囲の解説でした。
私は世界の様々な特許を見ておりますが、一般化による請求範囲の破格な広さの特許は見たことがございません。
こんなに権利の強さが破格なものはなく前代未聞なのです。
ですから他の手段でこの性能を出そうとしても絶対に無理となり、この特許を使わずに通れないということにこの特許の存在価値がございます。
私は普通の特許の少なくとも1兆倍以上の価値があると思っております。
何故ならば、全ての請求範囲を満たすビジネスは、数えきれないほどたくさん広がりを持って存在するからです。
やはり、小さな電気部品を含めた全ての電気機器は、電気がないと動かないほど本当に大切なものだからです。
「最上流思考」が共通的に全てにおいて全員勝ちに幸せにするという私の哲学がここに生かされております。
寛=感!!
全てに素直な心で、心からありがとう!!
「私の哲学」編集長の杉山大輔さんにインタビューを受けました!!
【ハイパー全樹脂電池のハイパー特性その1 少なくとも余裕で1分以内のハイパー超急速充電】
【ハイパー全樹脂電池のハイパー特性その2 人も電池も前代未聞のノーベル賞級の不老不死への挑戦!!】
【ハイパー全樹脂電池のハイパー特性その3 従来の全ての太陽電池や全ての発電インフラが不要になるほどの大差のハイパーな発電効率によって、電気業界で破格の大革命が起こる!!】